山査子(さんざし)の3大効果

生活習慣病を未然に防ぐ漢方、山査子(さんざし)の効用を紹介しています!抗酸化ポリフェノールの効用で老化を防ぐとも噂される“さんざし”ですが、その実際のところは?その研究データを分析し、効果のほどを実証!
中国では古来より“命を養う不老長寿の妙薬”として愛されてきた山査子(さんざし)。近年、さんざしが漢方薬として非常に有用であることが分かってきており、徐々に人気を集めつつあるのをご存じでしょうか?

現在、判明している主な効能は次の3つです。

・血行改善作用
さんざしは血中のコレステロールを抑制し、スムーズな血液循環を助けます。
・老化防止効果
さんざしに含まれるポリフェノールの抗酸化作用が細胞を若々しく保ちます。
・胃を健康に保つ健胃効果
さんざしには胃酸の分泌を促進させる働きがあります。

以上のように健康増進に役立つ効果がたくさんあるサンザシを積極的にとりいれ、これからの5年10年をもっと健康に過ごしてみたいと思いませんか?

日本人の死因の60%は生活習慣病!?

さんざしがもたらす健康への効果さんざしは高血圧を緩和するといわれます。さんざしは高血圧に起因する生活習慣病に対しての有効性が期待できるのです。

生活習慣病の代表格は、心臓病、糖尿病、脳卒中、高血圧、脂質異常症、肥満の6つ。

高血圧の人は、心臓病や脳卒中になるリスクが高まります。また糖尿病の人は血圧が高くなりますが、これは細胞の浸透圧が高まった結果、体液や血液が増加したからだと考えられます。

さらに肥満の人は、交感神経が緊張しているため血圧の上昇が活発になると言われています。東北大大学院医学系研究科チームがそのメカニズムを解明しています。

肥満の人の肝臓では脂肪が蓄積されるとき神経信号が活発化します。それはエネルギーの摂り過ぎに対して基礎代謝を上げて対処しようとするからです。これにより交感神経が優位状態となって、血圧が上昇するのです。

高血圧は、多くの生活習慣病と大きく関係します。血圧が気になりだした方にこそ、ぜひさんざしの摂取をおすすめします。

生活習慣病は、日々の習慣が作り出す病気です。運動、食習慣、休養、喫煙、飲酒などの要因が深く関係します。日本人の死因を確認してみると、実に2/3にあたる方々が生活習慣病で亡くなっていることが分かります。

この状況を受けて厚生労働省も“健康日本21”プロジェクトで生活習慣病の予防に関する情報を周知徹底しようと勤めています。

世界各国と日本の健康寿命

効果を検証!生活習慣病の改善効果を実験

最後にさんざしの効果に関する研究、および実験結果についてまとめておきます。生活習慣病、特に高血圧との関連が深い疾病に対し、さんざしが高い効果を発揮することがご理解頂けるはず!

また、感染症の予防や消炎効果を認める実験結果もありましたので、合わせて下記の図表でご紹介したいと思います。

対象 投与内容・期間
1.N/A さんざしの葉抽出物1日100mg/kg・4週間
《結果》
・高血圧の緩和
…さんざしには生活習慣病予防の効果が期待できる
対象 投与内容・期間
2.高血圧患者36人 さんざし抽出物1日500gあるいはマグネシウム1日600g・10週間
《結果》
・不安の軽減
…さんざしには高血圧予防効果、抗不安作用があると考えられる
対象 投与内容・期間
3.ラット さんざし抽出物50、100、200mg/kg・N/A
《結果》
・消炎鎮痛作用また、浮腫予防作用・エタノールによる胃潰瘍が緩和・抗酸化作用を持つほか、黄色ブドウ球菌や枯草菌などに対する殺菌作用
…さんざしは健胃、消炎鎮痛、抗酸化、殺菌作用をもつと考えられる

1の研究報告では生活習慣病予防の効果が期待できることが分かりました。

血中コレステロールの値を低下させる作用があることなどから、いわゆる“ドロドロ血”に起因する虚血性心疾患、動脈瘤など血管の疾患に罹患するリスクを下げる効果も期待できるでしょう。

2の研究報告では高血圧予防効果、抗不安作用があると考えられることが分かりました。

ちなみに拡張期血圧というのは、心臓が血液を送り出した後に、拡張している状態での血圧を指します。血圧計に表示される最低血圧とまったく同じ意味です。

3の研究報告では健胃、消炎鎮痛、抗酸化、殺菌作用をもつと考えられることがわかりました。

特に黄色ブドウ球菌に対する殺菌作用は注目に値します。

黄色ブドウ球菌は熱傷様皮膚症候群や伝染性膿痂疹、食中毒などの病気を引き起こす細菌で、最悪の場合は敗血症や髄膜炎に至ることもある危険な病原菌。

一般には抗生物質での治療が行われますが、ペニシリン耐性黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、バイコマイシン耐性黄色ブドウ球菌といった耐性菌が続々と生まれており、抗生物質開発と黄色ブドウ球菌の耐性獲得がいたちごっこのようになっているのです。

もちろん、さんざしの作用だけでこうした疾病を治療できるとは思いませんが、漢方医学の発達によって、西洋医学がぶつかっている壁を乗り越えるブレイクスルーが生まれるのではないかと、期待を寄せたくなりますね。

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