漢方 桂枝(シナモン)の5大効能を解説〜免疫力向上の妙薬!

桂皮(シナモン)は健康効果抜群体を温める漢方成分、桂枝について解説!老化を食い止め、がんや生活習慣病と無縁の日々を送りたい方にオススメ。医学博士もオススメする漢方、桂枝の効果とメカニズム、そして用法を徹底解剖!
お菓子の香り付けや、カレーの原料であるガラムマサラの材料に用いられるなど、私たちの食生活と密接に関わっている桂枝(桂皮/シナモン)。

実は、漢方成分としても大きな効果を持っているのですが、ご存じだったでしょうか?

それでは、漢方成分としての桂枝がどのような健康パワーを秘めているのか、具体的に5つご紹介したいと思います。

1.発汗を促すデトックス効果
汗と一緒に体内の余分な熱や老廃物を排出!体内環境の改善に効果的です。
2.体温を高める温熱作用
体温が1度上がると免疫力は60%アップ!?病気に負けない強い身体を実現。
3.胃を丈夫にする健胃作用
消化器粘膜を刺激して、胃の働きを活発化!胃の調子を整えます。
4.肌に必要な栄養を補給
毛細血管を拡張し、肌に酸素やコラーゲンの元となる栄養素を運搬する助けに。
5.老化抑制にも効果的
注目の栄養素フィトケミカルが活性酸素を除去して体細胞の老化を防ぎます。

まるでお菓子の添え物のように思われていた桂枝ですが、実がこれほどまでに高い健康パワーを秘めていたのです。シナモンの効能を上手に活用して、将来の美と健康を実現しましょう!

ここからは、健康を守り、生活習慣病などの病気を予防する上で鍵となる“毛細血管の拡張作用”と老化防止の2点にしぼり、詳細なメカニズムをご紹介したいと思います。

桂枝(シナモン)で毛細血管を育てて老化抑制!

桂枝には免疫力アップによる健康増進効果のほか、老化を抑制する作用が隠されているのです。ここでは、まず毛細血管を拡張する作用によってもたらされる老化防止効果についてご紹介させて頂きます。

桂枝には毛細血管を拡張する作用がある桂枝は、人体に無数に張り巡らされた毛細血管を拡張し、その発達を助ける働きを持っているのですが、なぜ、毛細血管の拡張が老化防止に良い結果をもたらすのでしょうか?

それは、毛細血管の拡張、発達によって皮膚など末端の再生能力が向上するからです。

たとえば、年齢を重ねるにつれて肌にシワ、たるみが発生するのは、肌の奥にある真皮層に含まれるコラーゲンが減少してしまうことが理由。コラーゲンは3本の繊維が絡み合った鎖状構造を持っており、この構造によって肌はぷるんとした弾力を維持しているのです。

ですが、年を重ねていくにつれて、コラーゲンを作り出す繊維芽細胞という細胞の働きが低下し、真皮層のコラーゲンは減ってしまいます。これがシワ、たるみの根本原因の1つ。

ここでは分かりやすくするために、普段から目に見える肌の老化を例に取りましたが、コラーゲンの働きはそればかりではありません。

年を取るにつれて膝などの関節に痛みが生じるのは、軟骨がすり減って骨が直接こすれてしまうから。軟骨にはコラーゲン、ヒアルロン酸など肌に構成しているのと同じ成分が含まれており、関節痛の緩和を目指す上でもコラーゲン産生能力には注目するべきでしょう。

また、骨そのものにも多量のコラーゲンが含まれており、なんと骨の総重量の25%はコラーゲン。骨粗鬆症の予防にも、コラーゲン産生能力を維持することが有効なのです。

年齢を重ねるとコラーゲンの産生能力が低下するとはいえ、何も諦めることはありません。ちゃんと産生能力を維持、再生する方法はあります!

そもそもコラーゲンというのはタンパク質の一種ですから、その原料はアミノ酸です。原料となるアミノ酸を繊維芽細胞に運んであげさえすれば、あなたの体内に含まれるコラーゲンは再び増加、若々しい身体を取り戻せるはず!

そして、栄養素であるアミノ酸を真皮層に運んでくれる運搬路こそ、前述した毛細血管なのです。

桂枝の作用で毛細血管が拡張すれば、アミノ酸を含めた各種栄養素がスムーズに運搬されるようになります。必要物資を運ぶのに細い道路を使うのと、広くて整備された高速道路を使うのでは、どちらが効率的か一目瞭然ですよね?

桂枝は、あなたの体内での栄養素運搬効率を高める漢方成分ですから、結果的に末端に運ばれるアミノ酸の分量を増やしてくれるわけです。

これが、桂枝の摂取によって体内に含まれるコラーゲン量が増加し、老化が抑制される理由。関節痛や外見年齢の著しい老化に悩んでいるなら、これからの食生活にシナモンを取り入れ、同時に桂枝を含んだ漢方薬、漢方系サプリメントを利用してみてはいかがでしょうか?

フィトケミカルで体を酸化から守る!

桂枝(シナモン)の力は老化抑制や免疫力アップだけにとどまりません。その香り成分にはフィトケミカルという成分が含まれており、健康増進の効果が注目されています。

フィトケミカルの”フィト”はギリシア語で「植物」を意味します。

この、植物由来の抗酸化パワーをもつフィトケミカル。近年、5大栄養であるビタミン・ミネラル、脂質、糖質、タンパク質、そして“第6の栄養素”食物繊維に次ぐ“第7の栄養素”として大きな注目を浴びているのです。

フィトケミカルの持つ抗酸化作用は、活性酸素から体を守る働きをします。

活性酸素は酸素が変質し極度に酸化した物質で、細胞や遺伝子を傷つけます。これが体を酸化させ様々な害をもたらすと言われます。一説には現代病の9割にこの活性酸素が関与しているとも言われ、中でも活性酸素の一種“ヒドロキシラジカル”はがんを誘発する可能性が指摘されています。

桂枝に含まれるフィトケミカルは、活性酸素にくっついて自らを酸化させ、細胞組織の代わりに自分自身が酸化されることで、活性酸素の害から体を守るのです。

また、桂枝に含まれる、ポリフェノール系フィトケミカルであるプロアントシアニジンには血糖値を下げる効果があります。これはインスリンと同じ働きをするもので、高血糖、糖尿病に対する効果が近年期待され始めています。

糖尿病に効果があるとされていますが、現在医師の診察を受けている方は医師と相談の上で服用を検討してください。血圧下降薬、または血糖下降薬と併用した場合、効果が強く出すぎるおそれがあるためです。

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