風邪薬の漢方薬 葛根湯の原料である葛根とは

風邪薬の漢方薬“葛根湯”の主成分としても有名な葛根。肩こりや腰痛を緩和する漢方成分、葛根の効果を徹底解説!風邪薬、葛根湯の原料としても知られ、中高年の健康をサポートしてくれる注目成分の健康パワーを余すところなく紹介しています。健康長寿を目指すあなたへ贈る一押し情報!

これはマメ科多年草クズの根っこ部分を指します。実はこの葛根、風邪の引き始めに効くだけじゃなく、美容と健康を守るのに役立つ数々の効能を秘めているのです!

それでは手始めに、葛根が持っている3大パワーを簡単にご紹介させていただきましょう。

・筋肉の凝りをほぐす
五十肩の悩みとはお別れ!?肩や腰の血行を改善して快適な毎日を!

・更年期障害の緩和
女性ホルモンに類似した成分が10年前の体調をよみがえらせる!?

・免疫機能の正常化
アレルギーの原因となる免疫細胞の暴走を止めてくれる!

※葛根以外でも上記の効能を期待できる漢方成分があります。「筋肉の凝りをほぐす」については『大棗(たいそう/ナツメ)の3大効能を紹介!女性の強い味方』を、「免疫機能の正常化」については『枸杞子(クコシ)の4大効能と期待される効果』をご覧ください。
驚きましたか?ただの風邪薬だと思っていた葛根にはこれだけの効能があるのです。

ここからは上記の3大パワーを中心に、葛根に隠された数々の健康&美容成分を分析していきたいと思います。

※葛根の歴史や特徴、働きなどについては、Wikipediaのサイトを参考にしています。

根を乾燥させたものを生薬名葛根(かっこん)と呼ぶ[6]。日本薬局方に収録されている生薬である。発汗作用・鎮痛作用があるとされ、漢方方剤の葛根湯、参蘇飲、独活葛根湯などの原料になる[6]。風邪や胃腸不良(下痢)の時の民間治療薬として古くから用いられてきた。

引用元:クズ(葛、学名: Pueraria montana var. lobata)|Wikipedia

葛根が骨粗鬆症を防ぐ?その効能と効果に期待

骨粗鬆症と更年期障害の軽減などの効果に期待できる漢方 葛根(かっこん)とは。

葛根は、女性ホルモンの一種エストロゲンに似たイソフラボンを誘導する物質“イソフラボン誘導体”を含みます。

イソフラボンを摂取することで、女性ホルモン減少によって引き起こされる更年期の諸症状を緩和できるのではないかと期待されています。

葛根の効能は大きく分けてふたつ。
ひとつは骨粗鬆症です。エストロゲンは骨の代謝にも関係します。エストロゲンの減少は、カルシウムが骨から溶け出し、スカスカになる原因となります。

もうひとつは更年期障害の軽減です。症状は、頭痛、イライラなどの不快感、倦怠など多岐にわたり、多くの女性を悩ませます。

日々の食事で自然に取り入れているイソフラボンを“活用しやすい体質に変える”ことで、上記のような悩みの軽減が期待できます。そのために、葛根の摂取をおすすめしたいのです。

免疫機能を正常する葛根の力

葛根パワーは食物アレルギー治療薬として医療の現場でも注目されはじめています。

アレルギー反応は、その原因物質が体内に取り入れられたとき、免疫機能が過剰反応することによって起こります。いわば免疫異常の一種です。葛根はそのアレルギー反応を軽減・抑制しました。

富山大学が行った、食物アレルギーについての実験結果をご紹介しましょう。

食物アレルギーのモデルマウスに葛根湯を投与した結果、腸管粘膜免疫系について『細菌、ウイルス、がんと戦う免疫細胞=Th1』と『花粉、ダニ、カビなどと戦う免疫細胞=Th2』の免疫亢進状態(免疫の過剰反応)を抑制しました。

食物アレルギーは免疫バランスが崩れ、Th2が働き過ぎることで起こります。葛根には花粉やウイルスを体外へ排出する効果がありますが、免疫系の負担が軽減したことで、免疫亢進状態から脱しやすくなったのだと考えられます。

このように葛根は、免疫バランスを正常化し、食物アレルギー反応を抑制する働きがあるのです。

さらに、アレルギーによる皮膚の痒みの原因でもある粘膜型マスト細胞数を減少、アレルギー性消化器症状や腸管の炎症を軽くしてくれました。

さあ葛根を上手に採り入れて、免疫力を取り戻しましょう。

葛根とイソフラボン摂取で期待される効能と効果

葛根の効能によって、イソフラボンを活用しやすい体質へと変わっていけば、体に無理のない範囲でイソフラボンの“女性ホルモン的”効果を最大限取り入れられる可能性があります。

また、葛根には他にも多くの健康増進効果があることが徐々に分かってきており、最近ではクズエキスが、アルコールそのものに対する欲求を抑制する効果があることがわかりました。アルコール依存症の特効薬として実用化するべく、引き続き研究が進められています。

数々の効能をもつ漢方成分“葛根”ですが、漢方薬として摂取する際はやはり、知識を持った医師や専門家に一度はご相談されることをおすすめしたいと思います。

もしご自身でのご購入をお考えであれば、医薬品として売られているものよりは、漢方成分を活用した『漢方系サプリメント』のほうが良いかもしれませんね。

その他の漢方 厚労省公認ベスト10はこちら

このページの先頭へ