健康寿命ランキング:都道府県の平均寿命統計

都道府県別健康寿命ランキング同じ日本国内でも、地方によって平均寿命には開きがあります。沖縄県や長野県が長寿の県として有名なのは、聞いたことがあるのではないでしょうか?

そこで、ここでは地域ごとの健康寿命を比較し、もっとも健康寿命が長い県はどこなのか、そして現状の健康寿命が短い県はどこなのかを見ていきたいと思います。

もちろん、単に長い短いを比較するのが目的ではありません。健康寿命の長い都道府県が持っている特徴から“健康寿命を延ばす生活習慣”を導きだし、同時に健康寿命の短い都道府県から“健康寿命を考える上で避けるべき環境”を推測することで、皆様の健康を維持するために役立てて頂きたいのです。

それでは、平均寿命&健康寿命のベスト10およびワースト10を見ていくことにしましょう。

男性健康寿命
上位10県
女性健康寿命
上位10県
順位 男性健康寿命
下位10県
女性健康寿命
下位10県
愛知県 静岡県 1位 青森県 滋賀県
静岡県 群馬県 2位 高知県 広島県
千葉県 愛知県 3位 長崎県 大阪府
茨城県 沖縄県 4位 大阪府 福岡県
山梨県 栃木県 5位 岩手県 徳島県
長野県 島根県 6位 愛媛県 香川県
鹿児島県 宮崎県 7位 岡山県 東京都
福井県 茨城県 8位 福岡県 奈良県
石川県 石川県 9位 大分県 長崎県
群馬県 鹿児島県 10位 香川県 埼玉県

厚生労働省が関与している統計、厚生労働科学研究費補助金“健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究”によれば、健康寿命の都道府県ランキングは以上のようになっています。

以上のデータを元に、どのような要因が健康寿命の差を生み出しているのか、検討してみましょう。

政府や省庁が公式で行っている研究においては地域差が生じる理由まで明確に研究されていないので推論となりますが、ご自身の健康を維持する上での参考としてお役立て頂ければ幸いです。

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健康寿命が長い都道府県の共通点を探る!

それでは、健康寿命ランキングの上位10県について、共通点を探り、健康を増進するためにはどのような環境が必要なのかを考えてみましょう。

仮説1.緑茶は健康寿命を延ばす!

緑茶は健康寿命を延ばす?まず、日本における緑茶消費量がもっとも多い県は静岡県です。それも2位以下を大きく引き離してダントツの1位。その静岡県が、健康寿命ランキングの男性2位、女性1位に入っているのを見る限り、緑茶の効能には大きな期待が持てそうです。

実際、緑茶に含まれるカテキンがガン細胞の増殖を抑えるという研究成果があり、静岡県はガンの罹患率が低いというデータもあるようです。

逆に緑茶消費量が少ない都道府県5つを見てみると、最下位が沖縄県、次いで香川県、愛媛県、青森県、高知県、山形県…と続きます。

このうち、香川県が女性の下位6位、愛媛県が男性の下位6位、青森県が男性の下位1位、高知県が男性の下位2位に入っているわけですから、やはり緑茶を飲まないと健康寿命が短くなる傾向があると考えて良いでしょう。

沖縄県については、もともと琉球王国だったことで食文化が大きく異なるため、度外視で構わないと思います。ゴーヤなど沖縄独特の食材が緑茶不足を補っている可能性も充分ですし、さんぴん茶というジャスミンティーの一種を多量に飲む習慣があるので、緑茶を飲まなくても問題がないのではないでしょうか。

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仮説2.日本人の主食は米であるべき!

健康のために主食は米にすべき次に米消費量の上位3都道府県を確認してみると、1位静岡県、2位富山県、3位石川県となりました。

このうち静岡県が健康寿命の上位ランキングで男性2位、女性1位となっており、石川県が男女とも9位にランクインしていることが分かります。

さらに米消費量が少ない順に都道府県を見てみると、もっとも少ないのが岡山県、そこから兵庫県、香川県…と続きます。岡山県が男性の健康寿命下位7位、香川県が男性10位と女性6位に入っており、米消費量が少ないほど健康寿命が短くなっている傾向が見て取れますね。

長年、米を食べてきた日本人の消化器官は、日本独自の食習慣に合わせて発達してきた可能性が高く、安易に食生活を変えるのは止めたほうが良いということでしょう。いくら社会がグローバル化しようとも、日本人は米を食べるべきなのです。

実際、ハンバーガーやらフライドチキンやら、バブル経済の頃に流行して日本に定着した外来の食べ物は身体に悪いものばかりですよね?

都道府県別健康寿命ランキング上位県分析:まとめ

以上のような仮説から導き出せる答の1つとして、

日本人は古来より続いている日本文化に根ざして生活していたほうが良いのではないか…という仮説です。

これについては医療分野でも同じことがいえます。これまでに重篤な副作用、薬害などを出した医薬品はすべて西洋薬でしたよね?副作用による死者を出して裁判に発展した肺ガン用の抗ガン剤イレッサ、奇形児問題を引き起こしたサリドマイド…、どれも西洋医学の薬です。

もちろん今挙げたような例は、医薬品そのものに大きなリスクがあったのですが、それらを差し引いて考えても、日本人の体質には日本で長く用いられてきた医薬品のほうが良いのではないでしょうか?

実際、抗ガン剤などの副作用が大きな医薬品を用いるより、漢方や鍼灸で症状を緩和しながら温泉地で湯治を続けたほうが長く活動的に過ごせる…なんていう話もよく聞きます。

むろん、西洋医学の治療が効果的なケースでは迷わず医師のすすめに従うべきですが、日本で長く親しまれてきた東洋医学をもっと信頼する、そんな風潮ができても良いと思うのです。

日本人は日本文化の中で、日本独自の生活を営む。それが健康寿命を延ばすための第一歩ではないでしょうか。

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健康寿命が短い都道府県の特徴とは?

今度は、健康寿命が短い都道府県に共通した特徴を見ていくことにしましょう。可能なら、そういった生活習慣、環境を見直して“元気に長寿”を目指して頂きたいと思います。

仮説1.身体を冷やすのは絶対にダメ!

体を冷やすのは健康に悪い男性の健康寿命下位ランキングを見てみると、青森県がワーストな上、岩手県も5位に入っています。

今回の健康寿命ランキングでは圏外でしたが、平均寿命の順位を見ると、秋田県も最下位争いをしている状況です。しかし、女性の健康寿命ランキングでは東北地方の県が1つも入っていません。これはいったい何を意味するのでしょうか?

答は恐らく、雪下ろし、雪かきなどの作業を主に男性が行うという点だと思います。

屋外に出ることの多い北国の男性は身体を冷やす機会が多いために、体温が低下しやすく免疫力が下がってしまっているのではないでしょうか。

実際、東北以外では1番の豪雪地帯といわれる新潟県についても、男性の健康寿命全国35位なのに対し、女性23位と大きな開きがあります。こうしたデータを見ても、雪国の男性は冬場に屋外で作業をする機会が多く体温低下による免疫力低下を生じやすいという仮説には信憑性があるように思えます。

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仮説2.やっぱり危険!原子力発電…

原子力発電所周囲の危険こればかりは簡単に環境を変えられるわけではないので、難しい部分ですが、健康寿命下位にランクインしている都道府県を見ると、ある1つの共通点に気づかないわけにはいきません。

男性最下位の青森県は、原子燃料サイクル施設のある六ヶ所村があります。

女性最下位の滋賀県は、すぐ近くに大飯原発、美浜原発、もんじゅ等が存在します。

これらの所在地は福井県ですが、尻尾のように滋賀県側へ伸びた部分に原発が集中しているため、事故発生時の放射線の影響はむしろ琵琶湖、滋賀県内が深刻と目されています。

そして女性2位の広島県、男性3位&女性9位の長崎県は原爆投下があった県です。さらに広島の隣県である岡山県が男性7位、長崎の隣県である福岡県が男性8位&女性4位に入っているという現実を見れば、関連を「疑うな」と言うほうが無理でしょう。

これから20年、30年と経過した将来は、この健康寿命下位ランキングに福島県やその隣県が入ってしまうのでしょうか?そうならないことを祈ってはいるのですが…。

都道府県別健康寿命ランキング下位県分析:まとめ

これらの仮説を見ると、やはり西洋が発達させた科学というものに多少は疑いの目を持つことが必要だと断じざるを得ません。

いくら科学者が安全だと言い張っても、現実は常に人間の想像を超えているのです。

自然現象を人間の知性より下位と軽んじる西洋の論理は、やはりどこか大切な部分が抜け落ちているように思います。

また、日本では古くから“身体が冷えると風邪をひく”と言われてきたことはご存じの通りです。

近年、日本の映画やドラマが海外に輸出されるようになり「そんなに雨に濡れて、風邪をひいても知らないよ」「寒いから風邪をひかないように気をつけてね」といった台詞を聞いた西洋人が日本人を次のようにバカにしていたそうです。

「風邪はウイルスのせいだろう?日本人は寒いと風邪をひくなんて信じて生きているのか?」

しかし最近になって身体が冷えると免疫力が低下し、病気に感染しやすくなることが判明しました。

要するに、西洋医学や科学と呼ばれるものが最近やっと解明したことを、日本人はずっと昔から経験的に知っていたのです。

理屈が分からなければ信じない、理屈の上で完璧なら信じる…こういった西洋的な思想が完全でないことがやっと明るみに出てきたわけです。

理屈が解明されていなくても身体を冷やせば体調を崩しますし、理屈の上では事故を起こさないように設計したはずの原子力発電所は大事故を起こしました。今、東洋的な価値観、日本的な文化にもう一度光をあてて、健康長寿の方法を考えてみませんか?

もちろん西洋医学を否定するつもりはありません。20世紀最大の発明である抗生物質は確かに不治の病をいくつも克服する起爆剤となりました。

ですが、東洋人には東洋医学も必要なのです。それぞれの良い部分を組み合わせ、健康寿命を大きく延ばしていくことが何より大切だと思います。

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