健康寿命が真実を示す~日本は寝たきり年数ワースト1位!?

日本食は健康食だから日本人は健康?日本は一般に平均寿命が長く、健康な国と言われています。たしかに国別の平均寿命ランキングを確認すれば常に1位2位を争っており、そういったデータだけを見ている分には“日本人は健康なんだ”と捉えてしまっても無理はありません。

最近では寿司などの日本食がヘルシーだという噂が世界中に広まり、日本食ブームまで起きていますから、なおさら“日本食を食べる日本人はみんな健康”などと勘違いをしてしまいます。

ですが、実際にはそれほど日本人が健康だという根拠はありません。“健康である”ということと“生存している”ということはイコールではないからです。

今、本当の意味で健康を考えるために必要なのは、むしろ介護を受けなくても自立して生活できる健康寿命という数値で私たちが置かれている現実を見直すことでしょう。

意識のない患者にチューブで栄養を送り続ける胃ろう、自力で呼吸できない患者を生存させる人工呼吸器…。そういった機械に頼って、何ら自発活動もできないまま生かされている人々が“平均寿命”を引き上げている現状から目を背けてはなりません。

自分の意志で活動できること、家族や友人と心を通わせること、そういった人間らしい活動あってこその生命ではないでしょうか。

“平均寿命”というデータにすがりつき、日本人は健康だというまやかしを信じ続けるのではなく、日本の問題点に目を向け、それを改善していくことこそ、本来必要な視点であるはずです。

かつて欧米に追いつき追い越せという時代がありました。日本は自国が欧米より貧しいことを認め、それを克服するべく努力を重ねて世界第2位の経済大国へと発展しました。健康問題だって同じです。

“平均寿命”などという無意味なデータにすがりつくのを止め、劣った部分を真摯に見つめることで、はじめて本来の意味で世界有数の健康大国となり得るのではないでしょうか。

それでは、まず次の表をご確認いただきたいと思います。

国名 平均寿命 健康寿命 寝たきり期間 1人当りGDP
日本(男性) 79.6歳 70.4歳 9.2年 26,652/12位
日本(女性) 86.3歳 73.6歳 12.7年 26,652/12位
アメリカ 77.3歳 69.3歳 8.0年 35,182/2位
イギリス 78.2歳 70.6歳 7.6年 26,349/15位
ドイツ 78.7歳 71.8歳 6.9年 26,205/16位
フランス 79.7歳 72.0歳 7.7年 26,809/11位
中国 71.1歳 64.1歳 7.0年 4,095/79位
イタリア 79.7歳 72.7歳 7.0年 26,169/17位
スペイン 79.6歳 72.6歳 7.0年 21,351/19位
ノルウェー 79.1歳 72.0歳 7.1年 36,460/1位
キューバ 77.1歳 68.3歳 8.8年 3,168/90位

いかがだったでしょうか?平均寿命から健康寿命を引いた“不健康な期間”を分かりやすくするために“寝たきり期間”と表現しています。この寝たきり期間が主要国でもっとも長いのは、なんと私たちの暮らす日本なのです。

寝たきり患者が平均寿命を延ばす他国では平均して7年程度の寝たきり期間が、日本男性では9.2年、女性では12.7年にも達していたのです…。

これでも本当に日本が健康な国だと思いますか?意識のない方を機械の力で生かし、そのシステムを利用して平均寿命を延ばす…このような方法が果たして正しいといえるでしょうか?

また、日本の報道では“経済的に豊かな先進国ほど医療も発達して寿命が長い”といった論調が一般的ですが、実際の国民1人あたりGDPと比較して、いかがですか?寝たきり期間の長さは、それほど経済力との相関関係がないことに気づくはずです。

これからは安心するための“優しい嘘”ではなく、厳しい現実を見つめて、それと戦う勇気を持ってみませんか?少しでも長く健康を維持し、お孫さんの成長、その先にある曾孫さんの誕生を見守ってあげたいとは思いませんか?

日本の現実を知り、少しでもご自身の健康寿命を伸ばす…そのためには1日も早い生活習慣の見直しが必要です。

もし、既に何らかの変調を感じていたり、健康に関する不安が強いというのであれば、1度、医師や医学博士などの専門家に相談したほうが良いでしょう。

老化を抑制して健康寿命を伸ばすための抗加齢医学や漢方医学にも見識の深い北里大卒の医学博士が実施している無料健康相談の窓口がありますので、関心がおありであれば、そちらで具体的に相談されると良いかもしれません。

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今、西洋医学一辺倒を見なおすべき時代に!

平均寿命を比較するといった方法で国の健康度合いを計るというのは、いかにも西洋的な発想です。

こういった“ごまかし”が生まれたのは、やはり西洋的な価値観が日本に入り込み、機械によって意識のない患者を生かして、見た目上の平均寿命を伸ばす、といった手法に罪悪感を感じなくなってしまったからではないでしょうか?

西洋医学の問題点として“病気は治ったが患者は死んだ”という言葉がよく取り上げられます。機械や技術を駆使して病巣を取り去ろうとしてみたものの、過酷な治療に絶えきれず患者さんが亡くなるという例が珍しくなかったからです。

よりよく生きる:クオリティオブライフ西洋医学は人間全体ではなく、病気の部分だけを見て治療するという側面があり、分析的に過ぎたために、人間の幸福、生命の尊厳を守ることができないこともありました。

最近ようやく、西洋医学の世界でも東洋医学の価値観が見直されるようになり、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の考え方が浸透してきました。しかし、今後は私たちの日本が、QOL重視の医療に乗り遅れてしまっているのです。

明治から現在までのように西洋を模倣するだけでは、いつまで経っても西洋の技術を劣化させた医療しか提供されません。

今こそ日本古来の医学、中国から輸入して日本独自の発展を遂げた漢方医学の価値を見直し、本当の意味で健康になること、ひいては人間らしく生きていくことの大切さを見つめていきたいですね。

※当ページで用いた平均寿命、健康寿命に関する数値に関しては、本来、全ての国を同じ年、条件で選ぶべきですが同条件の統計がなかったため、日本は厚生労働省発表のデータ、諸外国はWHO(世界保健機関)のデータを使用。年代に若干バラつきがあるものの、すべて21世紀に入ってからの数値ですので、正確性は問題ありません。

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