磁気療法の代表例4〜痛みの緩和に効果的!

磁気療法の痛み緩和効果とは?磁気療法は、交流磁界、または直流磁界、パルス磁場、静磁場などを用いて行う治療法です。

ピップエレキバン(磁石入り絆創膏)やマグネットリング、整体・整骨院で施される電気療法なども磁気療法に含まれます。私たちは磁気療法と案外身近に暮らしているのです。

磁気療法には、主として下のような効果が期待されます。

  • 1.痛みの緩和
  • 2.筋骨格系の病気治療
  • 3.うつ病治療
  • 4.脳卒中後のリハビリにおける効果

磁気療法はよく代替医療にも用いられますが“本当に効果はあるのか”と疑問視する声が一部にはあります。

磁気療法は、西洋医学とは違った側面から患者を治療する色合いが強いと一般に考えられていたようで、長いあいだ現代医学とは距離を置いてきました。けれども現代の医療現場において、近年磁気療法が脚光を浴びています。

中でもうつ病治療、脳卒中後のリハビリなどに効果的とされる磁気療法がTMS治療です。

今を輝く磁気療法の最先端をご紹介します。

磁気療法の最先端!TMS治療って何?

最先端医療!TMS治療TMSは経頭蓋直流電気刺激法の略称です。脳の背外側前頭前野(DLPFC)に磁気刺激を与える機械のことです。

脳の回路接続の機能が調べられる他、長期的な変化を脳へ与えるTMS(反復経頭蓋磁気刺激法)は頭痛、耳鳴り、脳梗塞などの神経症状と、うつ、幻聴などの精神症状に対して効果が期待されます。

すでにアメリカでは薬の効かない患者に対してTMSが実施され、その7割に効果が認められているほか、全米で約400もの医療機関に採用されています。

2008年にはアメリカ食品医薬品局(FDA)からうつ病についての効能が承認され、1つの治療法として認知されるようになりました。

まだまだ研究段階であり、各所で治療の実用化を急ピッチで進めているところです。

日本でもいくつかの大学病院がTMSの導入をはじめました。以下、その導入例をご紹介していきます。

うつ病治療にTMSを導入〜杏林大学病院の事例

杏林大学附属病院はうつ病治療のためTMSを導入しました。

杏林大学附属病院:うつ病治療のためTMSを導入薬物療法や認知行動療法などの抗うつ療法がよく効かなかった方には必見です。

感情を生み出す扁桃体の暴走がうつ病の原因の1つであるならば、そのブレーキの役目を果たす背外側前頭前野(DLPFC)を刺激してあげることで、うつ症を緩和・治療できるのだと考えられています。

うつ病以外にも、疼痛性障害や双極性障害など、いくつかの疾患に対して有効性が示されているようで、精神医療の治療を大きく変える可能性が期待できるでしょう。

脳卒中のリハビリに磁気を活用〜総合東京病院リハビリステーション科の事例

総合東京病院における、脳卒中後のリハビリに対する磁気療法最後に、総合東京病院における、脳卒中後のリハビリに対する磁気療法(TMS療法)の導入をご紹介します。

TMSとは、コイルから低頻度刺激を、大脳の一部へ与える装置です。脳の機能代償能力を、つまり障害をカバーする力を引き出すことを期待され、用いられています。

10~20分間の刺激で、左右の大脳の働きがバランス良く働くようになることが確認できました。これによって上肢麻痺は改善されたものの、持続も短く、まだまだ完全な有用性が認められない状態でした。

そこで総合東京病院では“NEURO”(Novel Intervention Using Repetitive TMS and Intensive Occupational Therapy)を導入しました。NEUROは革新的な脳卒中後の手足の麻痺に対しての治療法です。

東京慈恵医科大学附属病院の安保雅博教授グループの開発しました。これはTMSとリハビリを効果的に併用する治療法で、手足の麻痺に対して相乗的な活性化・回復を促すことが確認されています。

21世紀医療の進化に、磁気療法は大きな期待を寄せられていると言えるでしょう。

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